1000BASETXのlanケーブルについて

現在市販されているlanケーブルの殆どは1000BASETXに対応したケーブルであることが多いです。

TXとは寄り対線で作られた従来のケーブルよりも外部からの電磁波の影響を受けにくく、なおかつlanケーブルの電気信号を減衰させにくいというメリットがあるのです。従来のlanケーブルとは互換性がなく、同時に利用することはできませんが100円ショップでも1000BASETXのケーブルを簡単に購入可能など非常にありふれたケーブルであると言えるでしょう。

ただし1000BASECXや1000BASESXなどとは違ってTX型はシールドが施されていないUTPケーブルで、従来型よりも外部の電磁波の影響を受けにくく作られていますが完全であるとは言い難く、数十メートル単位の長距離でのデータ転送には様々な問題が発生してしまいます。そのためサーバールームや法人向けとして使用されているlanケーブルは、シールドの施されたSTPやSFPケーブルであることが多いです。

外部からの圧力が加わっても簡単に断線しないように作られているので安定稼働もできます。もちろん短距離通信が多く、低コストで導入したいのであれば1000BASETXのケーブルを使用することで安く済ませることができるメリットもあります。更にSFPケーブルに使用されているコネクタが独自規格なので、一般家庭に利用する場合は100円ショップなどで購入できるカテゴリ5eのlanケーブルが望ましいでしょう。

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