配線ダクトの取り付けは容易でもプロに任せよう

配線ダクトはライティングレールとも呼ばれ、照明を取り付ける部品のことをいいます。

主にオシャレなカフェや美容院、舞台などの天井に設置されているものですが、最近では自宅のリビングなどに配線ダクトを取り付ける人が増えています。それは、照明を思い通りにセットすることができ、光の広がり方を楽しめるからです。レールは長い棒のような形状をしており、内側には電気が通っています。レール上であればどこに照明器具を付けても明かりがつくような仕組みになっています。そのため、淡い光のペンダントライトをもう一つ足したい場合や、部屋のすみにあるオブジェにスポットライトを当てたいといった場合でも対応できます。

配線ダクトを設置すると、容易に照明器具の着脱ができます。これは大きな利点です。通常の照明は天井に固定するタイプが一般的ですが、配線ダクトの場合は自由自在に扱えます。ダクトレール専用プラグを用意し、コードを装着してから専用プラグをダクトレールに付けて回すだけという容易な取り付け方なので、取り外す時もとてもスムーズです。

これほど容易にセットできるものなのに、1本のダクトレールあたり1500Wという大きな電気容量ですので、家庭で必要な明るさは十分に確保することができます。LDKなど広い空間にも有効です。配線ダクトは取り付けが容易とはいえ、やはりプロに依頼する方が確実です。ダクトレールの色は白か黒しかないため、天井によっては若干目立つケースもあるため、プロに任せる方が仕上がりが美しくなるでしょう。

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