まず、lanケーブルには通信速度の違いがあります。
CAT5とCAT5eとCAT6、CAT6AとCAT7とCAT8があります。CAT5が一番遅くCAT8が一番早いです。主にこの規格では6種類の製品に分けられます。また、価格も基本的に通信速度が遅い製品が安く早い製品が高いです。他にもlanケーブルの形状も違います。少し太めで直径5.6mmのスタンダードタイプと直径が3.8mmで少し細いスリムタイプと一番薄い厚さ1.4mmのフラットタイプがあります。
細いものは取り回しが良く隙間などでも配線しやすいですがケーブルの耐久性では太い方が優れています。また、長さの種類も多く0.2m程の物から50m程のものまであります。50mを超えて配線したい場合は延長するか自作する場合は最大300m巻きの物も売っています。因みに自作する場合は皮むき工具とかしめ工具とはさみが必要です。手順としては差込口のモジュラーカバーを付け先端から5cm程皮をむき、線を撚ります。
最後に先端を真っすぐに切り金属部分が付いたキャップを付けます。しかし、手順も多いので初めての場合は難しい場合があります。しかし、通信速度の規格の違いでlanケーブルの作る方が異なるので良く調べておいてから作ると良いです。また、使う工具も異なってくるので規格に応じた工具を用意する必要もあります。因みに一つずつの工具を揃えるのが大変な場合はlanケーブルを自作するキットもあるので活用する方法もあります。