難燃性で安全度の高い硬質塩ビ製配線ダクト

配線ダクトは、中に配線を通してコード類をまとめて保護するための製品です。

コの字型になっており、内部にコードを入れた後にふたを取り付けるタイプが多くなっています。様々な性質のものがあり、利用する場所によっても適している物が異なります。例えば、硬質塩ビを素材とする配線ダクトがあります。

硬質塩ビは難燃性で合って、火が燃え移りにくい性質を持っているので、漏電防止になりますし、火災の被害も最小限に抑えることが可能です。配線ダクト内には機器から伸びている電源コードを取りまとめる物なので、硬質塩ビで作られている物を使って安全に配慮するのは最善の選択です。

また、配線ダクトと呼ばれた場合、レール上の照明器具を取り付けるダクトを指すこともあります。これは、内部が通電していて、レール上のどこにでも照明器具を付けられるようにしたものです。吊り下げ式の証明などを場所に合わせて配置したいときに天井に設置します。

着脱が容易であるというメリットもあり、照明器具の取り換えも比較的楽です。このように、同じ用語が用いられていても使う場面によって異なる製品が必要となりますので、混同しないようにしましょう。ちなみに、照明器具を取り付けるための配線ダクトは、ライティングレールと呼ばれることも多いです。こちらは、電源が内部に通っているため加工をして自分で取り付けやすいですが、電気を取り扱っているのである程度電気の知識は不可欠です。

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