lanケーブルには主に低価格帯のものと高価格帯のものの2種類があり、それぞれに使用できる機能や転送速度などに大きな違いがあります。

カテゴリの違いでは安いものほど低いカテゴリが採用されていて、高いものほど高いカテゴリが採用されています。

カテゴリが低いと10MbpsなどのMbpsでの通信しか利用できませんが、カテゴリ7などの高いカテゴリのものだと10Gbpsで利用できる場合もあります。

基本的にはlanケーブルは価格が安くなると利用できる最大転送速度が遅くなってしまいます。

逆に高いものの場合であれば転送速度が速くなるので、快適にインターネットが使えるようになります。

また価格が高いものには特殊な加工がしてあるlanケーブルもあり、特殊な加工が施されているものでは快適性が変わります。

STPケーブルという種類のlanケーブルではノイズや電波などから影響を受けにくくするために、配線の外側にシールドが貼ってあります。

シールドがノイズや電波を遮断するのでインターネットを利用しても、速度が低下しにくく安定性も損なわれにくいです。

このような特殊な加工がしてある製品だと、シールドを貼ったりなどの加工に費用が掛かるので、一般的なものと比較すると価格は少し高めになります。

このような加工にはSTPの他にも、薄い形状でカーペットの下などにも配線できるフラットケーブルや、断線しにくい丈夫な素材のケーブルなどがあります。