lanケーブルは長さで性能が異なる

パソコンをインターネット接続をするうえで欠かす事が出来ないのがlanケーブルです。

現在はADSL回線と光回線の2種類が主流となっていますが、どちらの回線でも同一のものが使用出来て世界共通規格になっています。家電量販店で数多くのlanケーブルが販売されていますが、その違いはケーブルの太さや長さの違いだけであって基本的な性能は変わりません。しかし同一のllanケーブルでも唯一、長さによって性能が異なってしまいます。

個人宅ではモデムが設置されている場所からパソコンがある場所までの距離はせいぜい10mほどしか離れておらず、この程度の距離だと1mの長さのケーブルと誤差はほぼ出ません。性能に差が出るのは25m以上の長さになった時で、その性能の違いは通信速度にあらわれます。光回線・ADSL回線ともに高速インターネットを売りにしていますが、長いケーブルを使うことで速度は半減してしまい快適にインターネットに接続出来ないトラブルは規模の大きな企業等で見受けられる現象です。

長いlanケーブルを使用しつつ、性能を劣化させない方法はケーブルの間に中継器を設置することです。中継器の中には信号増幅ブースターが内蔵されている為、通信速度が保たれる限界距離の25mの長さごとに中継器を設置すれば再び強い信号となってパソコンに届けることが可能です。極力短いlanケーブルを使用することが推奨されていますが、どうしても長いケーブルを使わないとけない場合は中継器を用いることをお勧めします。

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